個別施設計画の公表について

   平成26年度の道路法施行規則の一部改正に伴い、5年に1回の近接目視による点検が義務付けられ、本町でも平成27年度より定期点検を実施しております。 このたび、2019年度までに実施した定期点検の結果を踏まえた個別施設計画を策定、更新しましたので公表いたします。

なお、令和4年12月に計画の一部を改訂しております。

1.対象施設

   西和賀町が管理する橋梁は、2020年3月時点で149橋あり、橋長2m以上5m未満は80橋、橋長15m以上は69橋あります。
   その内、2019年度策定の西和賀町橋梁長寿命化修繕計画では、10年間で15橋を修繕することとしております。

2.計画期間

   定期点検(5年に1度)サイクルを踏まえ、予防保全型、対処療法型の修繕等を考慮し計画期間を10年(2020～2029年度)としています。
   また、計画については定期点検の結果等を踏まえ、適宜、更新します。

3.対策の優先順位の考え方

   これまでの長寿命化修繕計画ならびに定期点検の結果を踏まえ、路線の重要性や橋梁の変状の状況、第三者への影響等を考慮し優先順位を決定しております。

4.施設の状況   

   西和賀町が管理する149橋の橋梁において、平成27年度より順次点検を実施し、現在までに1巡目の点検を全て実施しました。
   診断結果(判定区分)については、表1の通りとなります。
   なお、橋梁毎の健全性の診断は「道路橋定期点検要領(国土交通省道路局平成26年6月）」に基づき行っております。

詳しくは「西和賀町橋梁長寿命化修繕計画2020年3月(2022年12月改訂)」をご覧ください。

   西和賀町が管理する横断歩道橋は、「ほっとかけはし(跨線橋)」の1橋のみであることから、2019年度策定の『西和賀町橋梁長寿命化修繕計画』に含め道路橋と一体的に管理を行っております。

   修繕計画については「西和賀町橋梁長寿命化修繕計画2020年3月(2022年12月一部改訂)」をご覧ください。

   西和賀町が管理するトンネル等は、4トンネル及び2シェルターあり、ます。今後、老朽化による補強・補修が集中し、財政負担が大きくなることが懸念されています。 「トンネル等長寿命化修繕計画」は、これまでの対処療法的な『事後保全型』の管理から、『予防保全型』の管理に転換を行うことで、トンネルの延命化、予算の平準化、維持管理コストの縮減を図り、次世代に大きな負担をかけることなく、道路交通の安全性と信頼性を、将来にわたり確保することを目的とします。