西和賀町ってどんなところ(1)

更新日:2020年12月23日

 

カタクリの花

位置

西和賀町は、岩手県の最西端にあり、岩手県北上市と秋田県横手市の間に位置しています。 南北には県道1号が、東西には国道107号と秋田自動車道、JR北上線が通り、岩手県と秋田県を繋ぐ交通の要です。 役場から北上市までは50分、横手市までは30分、盛岡市までは1時間30分ほどの距離にあり、 湯田インターチェンジから秋田自動車道を経由すればさらに時間が短縮されます。 JR北上線では、温泉のある駅「ほっとゆだ駅」と北上駅間は50分、横手駅間は40分ほどとなっています。 本数は少ないですが、車窓から見える景色が人気です。 東京―北上間は、新幹線では最速で2時間30分程度ですので、朝7時過ぎに東京駅を出発すれば、

 北上線経由で11時にはほっとゆだ駅着。西和賀町でゆっくりとランチを食べていただくこともできます。

 

交通アクセス

気候

町の面積は590㎢で、東京23区(619㎢)とほぼ同じ広さであり、その80%が山林となっています。 奥羽山脈の山沿いで、冬に雪の多い日本海側の気候であり、最大の積雪量は1.5mから2mぐらいです。 盆地性の気候で、昼と夜の寒暖差が大きく、真夏でも夜はすごしやすいです。 また、標高は250mから420mぐらいで、積雪地帯でもあることから、

 厳寒期の2月でも月平均最低気温はマイナス6度ぐらい、真夏の8月の月平均最高気温は27度ぐらいです。 雪国初体験の人にとって、最大の不安は雪対策だと思います。 家の玄関から道路までの雪かきは必須で、家の状態によっては屋根の雪下ろしも必要です。 道路については、熟練のオペレーターが早朝からしっかり除雪をしますので、道路状況はばっちり。 スタッドレスタイヤ装着は当然ですが、雪道初心者でもすぐに運転が上手になると思います。

 

 

 

 

雪国の暮らしガイドブック

 

 画像をクリックするとPDFファイルが表示されます。

 

 

地域での受け入れ 西和賀町には、29の行政区がありますが、どこの地域でも人口減少を心配しています。

 そのため、平成28年度から、旧小学校区を基本に町内6つのブロックで実行委員会をつくり、

 ふるさと交流事業に取り組み始めました。 町外に住む人との結びつきを強め、ふるさとと交流し合える環境をつくりたいという思いから、 それぞれ情報誌を発行し、出身者にお届けしています。 各実行委員会の情報誌をのぞいて見てください。住んでいる人たちの声が聞こえてきますよ。

 

 

高殿上君知るや。
山の温泉便り

 

白木峠
志賀来ふ

 

一本杉通信

 

かたご通信

各情報誌の表紙をクリックすると冊子全体を読むことができます。 情報誌のご案内 (印刷用ファイルです。両面印刷で冊子になります。) 旧川尻小学校区(川尻一区、二区、上野々、天ヶ瀬、湯川、小繋沢、柳沢)

 

 

 

 

 

旧湯本小学校区(湯田、間木野、清水ヶ野、槻沢、湯本、湯之沢、左草、下前)

 

 

 

 

 

 

 

旧越中畑小学校区(越中畑、白木野、野々宿)

 

 

 

 

 

旧貝沢・川舟小学校区(貝沢、若畑、川舟)

 

 

 

 

 

 

 

旧猿橋小学校区(長瀬野、泉沢、弁天、猿橋)

 

 

 

 

 

 

旧沢内第一小学校区(太田、鍵飯、前郷、新町、大野、東大野)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユキノチカラ

 

ユキノチカラ

西和賀町が取り組んでいるプロジェクトのひとつが「ユキノチカラ」プロジェクトです。 雪は、この地に住む人たちにとっては大変な存在ではありますが、一方で大変な財産でもあります。 たくさんの雪がダムのように水を蓄え、春から夏には豊富な水となって大地を潤します。 山菜や植物たちは、常に0度という雪の布団をかぶってじっと春を待ち、雪解けとともにいっせいに顔を出します。 その代表格が西和賀ブランドの西わらび。柔らかく、粘りがあって、とろけるようなおいしさは最高です。 ともすればマイナスイメージの雪をプラスに変え、その価値を伝えていくために、 町と、町の事業者、県内在住のデザイナーを中心に取り組んでいるデザインプロジェクト。 北上信用金庫、中央信用金庫、日本デザイン振興会、岩手県工業技術センターなどのバックアップのもと、 新たな商品が生まれ、西和賀ブランドが着実に育ちつつあります。

 

 

 

 

 

 

 

みんなで健康づくり 湯田町と沢内村が合併してできた西和賀町。 沢内村は、全国で初めて老人医療費の無料化を実現した村であり、

 乳児死亡率ゼロの達成も全国で初めてのことでした。 この歴史を受け継ぐ西和賀町では、町立病院を建て替え、平成26年に「西和賀さわうち病院」が完成しました。 新病院は、医療だけでなく健康づくりでも町の中心となって活動しています。 たとえば、30歳~64歳までの町民が町立病院で人間ドックを受診する場合、 自己負担額は男性で6,530円、女性は7,530円となっています。 一般的には4万円以上の負担ですから、いかにお安いか。 町民は定期的に健康チェックをすることで、安心して生活ができます。 また、いつまでも健康でいきいきと暮らせるよう、 「シルバーリハビリ体操(通称シルリハ体操)」の普及にも力を入れています。 シルリハ体操はいつでも、どこでも、誰でも、道具を使わずに筋力アップできる体操です。 一人ひとりが、元気でいつまでも活躍できるよう、官民一体となった取り組みが行われています。

 

 

シルバーリハビリ体操

 

 

老人の医療費無料化を実現した当時の村長「深沢晟雄」について知ることができる 深沢晟雄資料館も町内にあります。 深沢晟雄資料館については下記HPをご覧ください。

この記事に関するお問い合わせ先

ふるさと振興課

湯田庁舎
〒029-5512
岩手県和賀郡西和賀町川尻40地割40番地71
電話番号:0197-82-3285
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